ここでは、アクセスディンギーについてご紹介します。
セーラーは、アクセスディンギーの安定した低い位置に座るので、とても操縦しやすく安定性に優れています。
また、ナイロンの帯紐で作られているハンモックのようないすに座り、センターボードケースの両サイドに足を投げ出すこともできます。
なお、ソケットに差し込まれたマストは、リーフドラムが取り付けられていますので、砂浜の上に乗り上げておくときは簡単にセールを巻くことができます。
アクセスディンギーの考案者、クリス・ミッチェル(Chris Mitchell)について紹介します。
ユニバーサルデザインとは、たとえば大きなパドル型の電灯用スイッチ・普通より幅の広いドア・階段にしないでスロープにするというように、誰もが使えるように設計することを言います。
このちょっとした変化は障害を持っている人だけでなく、小さな子供からお年寄りまでというように、ユニバーサルデザインはあらゆる人の生活をずっと楽にしてくれるのです。
誰をも差別しない実用に即したデザインでありアクセスディンギーは、ユニバーサルデザインの優れた一例です。そして「Salability セイラビリティ」も、誰もがアクセスできるプログラムという点でユニバーサルデザインの一例です。
事実、アクセスディンギーは、ヨットに乗りたいと思っていても体力的に自信がなかったり、操作が複雑だったり、お金がかかるという理由で一歩を踏み出せないでいるといった大多数を占めるセーリング未経験者に、特に喜ばれるようデザインされています。私たちは誰でもセーリングできるように活動しています。
アクセスディンギーのような小さなヨットがセーリングの入門艇としてもっと広く使われるようになれば、新しいセーラーが大勢生まれて今日のようなヨット人口の減少は起こらないでしょう。
さらに私たちは、ヨットをする機会を失った人々が参加できるリクリエーションを提供できるようにしています。それが実現すれば素晴らしいことです。皆と肩を並べて参加できることが、障害者の方々の望みではないでしょうか。

アクセスディンギーはボートの深い位置に座るので、とても安定し操作しやすくなっています。
操縦者は、側面に備え付けられているナイロン製のレイジーチェアーというハンモックのような椅子に腰を下ろし、もたれかかります。操縦席からセンターボードケースの方へ、足をいっぱい伸ばして座れます。
